PET/CT・RI検査について
PET/CT・RI検査申込み方法
- PET/CT・RI検査申込みは、申込書に必要事項を記入の上、FAXでお送りください。検査日程が決まりましたら、紹介医療機関宛にFAXでお知らせします。そのうち、【患者さん用(1)~(3)】については、事前に患者さんにお渡ししてください。
- 検査当日は、核医学診療科受診手続きが必要になります。負荷心筋血流SPECT検査のみ核医学診療科と循環器内科の受診手続きが必要です。(手続きは事前にしています)
- 検査結果は、診療情報提供書(検査結果)と画像(CD-R)で紹介医療機関に送らせていただきます。CD-Rの返却は必要ありませんが、個人情報が含まれておりますので取り扱いに充分ご留意ください。
- PET/CT検査に伴うCT撮影は、当分の間ダイナミック撮影、造影撮影は行わず、吸収補正・重ね合わせのためのプレーン撮影のみとさせていただきます。

PET/CT検査予約申込書(PDF)
RI検査予約申込書(PDF)
FDGを用いたPET/CT検査の保険適用要件表
疾患名 | 要件 |
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てんかん | 難治性部分てんかんで、外科切除が必要とされる患者さん |
虚血性心疾患 | 虚血性心疾患による心不全で、心筋組織のバイアビリティ診断が必要とされる患者さん 但し、通常の心筋血流シンチグラフィで判断困難な場合に限る |
心臓サルコイドーシス | サルコイドーシスにおける炎症部位の診断が必要とされる患者さん |
悪性腫瘍 (早期胃癌を除く悪性リンパ腫含む) |
他の検査、画像診断により病期診断、転医、再発の診断が確定できない患者さん |

PET/CT検査の説明
検査の方法とその特徴
18F-FDG-PET/CT検査
18F-FDG-PET/CT検査はグルコースによく似た放射性医薬品を注射し、ブドウ糖代謝の盛んな腫瘍あるいは脳に取り込まれた状態を画像化し、がんなどの診断をする検査です。検査は18F-FDG注射後約1時間安静にしていただき、薬が充分に目的とする部位に集積するのを待ってから撮影が始まります。撮影は細長いベッドに横になっているだけの検査です。
撮影時間は20分~40分ほどかかります。場合によっては30分後に追加撮影を行うことがあります。
この検査には前処置として絶食が必要です。詳細はPET/CT検査の前処置をご参照ください。
放射線による影響
通常のPET/CT検査では、検査を受ける人に、放射線による影響はほとんどないと考えられていますが、ご心配の場合は、主治医や核医学医にご相談ください。
18F-FDG-PET/CT検査の前処置
1.飲食制限
- 原則として検査6時間前より絶飲食とします。
- アメ、ガムなども食べないように注意してください。
- 水道水お茶は飲んでかまいません。(ただし市販のものは糖分が入っていないか充分に注意してください)
- 当日朝起きたときより絶飲食
- 検査当日は軽い朝食可(8時00分までに済ませる) 以後絶飲食
- 検査当日の朝食は普通に摂取可 以後絶飲食
2.検査当日の激しい運動は控えてください。
3.検査の際は、金属を使用した服の着用を避けてください。

RI検査についての説明
RI検査は特定の臓器に集積する放射性医薬品を静注(経口投与、皮下注の場合もあり)し、その薬が充分に目的とする臓器に集積するのを待ってから撮影します。待ち時間は検査の内容により大きく異なります。検査は細長いベッドに横になっているだけです。検査時間は検査内容によっても異なりますが、およそ20分から40分程度のものが大半です。 また、一回の検査で時間を置いて複数回の撮影が行われる場合もあります。
主なRI検査の内容
検査名 | 前処置 | 検査方 | ||
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骨シンチ | 撮影直前に排尿していただきます。 |
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安静心筋血流SPECT | 特にありません。 |
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心筋(MIBG)SPECT (交感神経) |
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心筋(BMIPP)SPECT (脂肪酸代謝) |
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ガリウム(Ga)シンチ | 注射後検査まで便秘にならないようにしてください。 |
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脳血流(ECD定性)SPECT | 特にありません。 |
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肝(GSA) シンチ |
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甲状腺(テクネシウム)シンチ | 特にありません |
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甲状腺(タリウム)シンチ | 特にありません |
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